ランクル70が復刻発売され、徐々にユーザーにデリバリーされています。
最近2件ほど同じ内容のクッションの依頼がありました。
ランクル70を買ったのだけど、シートを一番前に出しても妻が運転するにはシートが後過ぎる。と言う悩みでした。
実際ランクル70で当社にご夫妻でお越しいただき、奥様のポジションをチェック。
背もたれから離れて前に出ないと、操作ペダルに足が届かない状況。
なので、背もたれをかさ上げするクッションを作ることにしました。
しかし、奥様が運転しないときは簡単に外したいとの要望もあり、その点を考慮してクッションの固定はヘッドレストの穴を利用しました。
身体を前に出すだけであれば、カー用品店などで売っているランバーサポートクッションを置けば事足りるのですが、それだと肩が浮いてしまう。
クッションをヘッドレストまで伸ばすことで背中や肩の密着度が増し安心して運転が出来ます。また、こうしてハイバックにすることで座席を後ろにずらせば体の大きな人がそのまま運転できます。
背の厚みが増したことで、サイドのサポートが効かなくなってしまったので、サポートも付けました。サイドのサポートクッションは位置調整が簡単にできるようにしてあります。助手席はサポートクッションと同じ生地で、前席の統一性を出すために同じ大きさのカバーを付けました。
その後、別の方から同じ依頼がありましたが、今度はヘッドレストに固定しないで据え置きタイプにして欲しいとのことでした。
据え置きタイプでも左右にずれることはありません。
据え置きクッションの嫌な所は、座面にしても背面にしても運転中にずれてくることだと思います。
ランクルに限らず、ご夫婦で1台の車を共用してポジションで無理をされている方は是非当社にご依頼ください。厚み、大きさ、クッション素材等、様々なアイテムからオーダーメイドできます。